青春18きっぷを使って、鹿島神宮まで行ってきました。
片道4時間くらい。
青春18きっぷの旅行は久しぶりだったので、のんびり行ってきましたよ。

鹿島神宮前に辿り着いた所で、食事処を探してとりあえず昼食を。
鴨南蛮そばとかやくご飯のセットでした。
おいしかったよー。

鹿島神宮へ。
正門の大鳥居は工事中でした。
地震で倒壊してしまったことは知っていたのですが、工事が続いていたのですね。
今年の6月に完成するとのこと。
あとちょっとで新しい鳥居をくぐれたのに、惜しい。

鹿島神宮。
ご祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。
おもしろかったのが、宝物館に展示されていた品の数々。
特に目を引くのが、国宝のかつ3m近くもある日本最大級の「直刀」。
記紀神話にも登場する、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)と称されています。
ここでは、重さと長さを再現した模造刀に触れることもできました。
静かに持ってみましたが……。
重い……!
おまけに刀身がしなる!
ここまで馬鹿でかい剣を使いこなすのは、並の人間では無理だと、嫌でも実感できました。

タケミカヅチが地震にも関係する神との事で、要石もあったり。
真ん中に写っている小さな石です。
小さく見えますが、これは大石の一部で、掘っても掘っても全貌を確かめられなかったといわれています。
鹿島神宮の次に、1時間半ほど歩いて櫻花公園へ。

掩体壕(敵の襲撃から飛行機を守るための壕)に、太平洋戦争末期に開発された特攻兵器「櫻花」が置かれています。
桜花は間近で見ても本当に簡単な造りで、飛ぶかどうかも怪しいほどでした。
帰還なんて全く考えられていません。
こんな特攻兵器に学徒兵を乗せてまで戦わなければいけない悲劇、繰り返してはいけない思いました。
久しぶりの青春18きっぷを使っての小旅行でしたが、なかなか楽しめました。
まだきっぷが残っているので、またぶらりと旅に出ようと思います。